メビウスの輪

東野圭吾の片想いを読了。だいぶ前の話だけどw

 

前から言ってるけど私はLGBTでいうL(lesbian)。性自認は女なんじゃない?って感じ。多分だけど普通の人より男とか女とかについて考えてきたと思う。

 

でもこれを読んですごくよくわからなくなった。私は当事者なのに、主人公であるQBと同じであることがなんか不思議だった。私は男とか女とかそういうことにきっととらわれすぎてる。

 

 性分化疾患の登場人物の台詞がすごく良かった。

世界に、なにより自分に絶望してて、気持ちがわかって安心した。

 

東野圭吾の何がすごいって、これ最近ドラマ化されたんだけど本はすごく古いんだよね。あんなに前から、物事の本質についてわかっていたことがなによりすごい。

 

戸籍を変えても、性別を変えて、声を変えても、本当は何も変わらない。

 

 

登場人物が言ってた。みんなメビウスの輪の上にいる。メビウスの輪は、細長い紙をひねって作ることができる。細い紙のままだと、表から裏に行くことはない。ただひねってつなげることで、表と裏をつなげることができる。

 

 

 

f:id:sozoryoku:20190716213820j:image

 

何が言いたいかというと、みんなメビウスの輪の上にいる。男も女も繋がってる。

世の中は、白黒つけたがるから、そんな風に思えることも少ないけど、ほんとはそうだと私も思う。

 

 

でも、私は大好きな人と100回デートしても意識されないけど、男は男だというたったそれだけで同じことをしても1回目のデートで意識される。綺麗事じゃなくてこれが事実。

バカバカしくてやってられない。

 

 

てことでまだまだメビウスの輪を受け入れられそうにない。けど、本質はそうだと思う、というお話でした。

 

まじで良い作品だった。